火雷・火神鳴・日雷(読み)ひがみなり

精選版 日本国語大辞典 「火雷・火神鳴・日雷」の意味・読み・例文・類語

ひ‐がみなり【火雷・火神鳴・日雷】

〘名〙 晴天の時に降雨を伴わないでなる雷。また、日でりの前兆の雷。一説に、落雷しても火を出さない水雷(みずがみなり)に対して落雷して火災を起こす雷で、必ず焼跡を残すもの。《季・夏》
※俳諧・俳諧之註(1642)「火(ヒ)神鳴(ナリ)に取なす也。雷の落たる跡は、地のさけ侍るものとぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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