灯明寺畷(読み)トウミョウジナワテ

デジタル大辞泉 「灯明寺畷」の意味・読み・例文・類語

とうみょうじ‐なわて〔トウミヤウジなはて〕【灯明寺畷】

延元3=暦応元年(1338)新田義貞が戦死した古戦場。福井市灯明寺町にある。

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精選版 日本国語大辞典 「灯明寺畷」の意味・読み・例文・類語

とうみょうじ‐なわて トウミャウジなはて【灯明寺畷】

福井市新田塚(にったづか)一丁目にある古戦場。九頭龍(くずりゅう)川左岸で、延元三=暦応元年(一三三八)新田義貞が戦死した地。

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世界大百科事典(旧版)内の灯明寺畷の言及

【藤島の戦】より

…しかし義貞は叡山の衆徒とも結んだので,叡山と多年藤島荘の領有を争っていた平泉寺衆徒は高経に加勢した。義貞は閏7月2日,同寺衆徒のこもる藤島城を攻めるため出撃したが,灯明寺畷(とうみようじなわて)で高経の部将細川出羽守らと遭遇し,矢傷を負ってたおれ,自害した。高経は義貞の遺骸を往生院(坂井郡丸岡町の称念寺)に葬り,首級を京都に送ったという。…

※「灯明寺畷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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