灯滅せんとして光を増す(読み)トウメッセントシテヒカリヲマス

デジタル大辞泉 「灯滅せんとして光を増す」の意味・読み・例文・類語

とうめっせんとしてひかり

《「法滅尽経」から》ともしびが消えようとするとき、一瞬その光を増す。物事が滅びる直前に、一時勢いを盛り返すたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「灯滅せんとして光を増す」の意味・読み・例文・類語

とう【灯】 滅(めっ)せんとして光(ひかり)を増(ま)

ともしびが消えようとする前のほんのしばらくの間、光が明るさを増す。人が死ぬ前にちょっと容態がよくなったり、物事の滅亡の直前に一時勢いをもり返したりすることのたとえ。〔仏説法滅尽経〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android