灯火管制(読み)トウカカンセイ

デジタル大辞泉 「灯火管制」の意味・読み・例文・類語

とうか‐かんせい〔トウクワクワンセイ〕【灯火管制】

夜間空襲に備え、灯火を消したり覆ったりして光がもれないようにすること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「灯火管制」の意味・読み・例文・類語

とうか‐かんせい トウクヮクヮンセイ【灯火管制】

〘名〙 夜間、敵の空襲などに備えて、減光遮光消灯をすること。準備管制・警戒管制・空襲管制の別があった。灯管。〔現代術語辞典(1931)〕
※麦と兵隊(1938)〈火野葦平〉五月五日「燈火管制をして、煙草も吸ふなといふので」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の灯火管制の言及

【防空演習】より

…空襲を想定して,被害を最小限にくいとめるためにおこなった訓練。日本での最初の灯火管制訓練は,1919年に横須賀でおこなわれた。本格的な灯火管制をともなった防空演習は,28年7月5~7日に大阪でおこなわれた。…

※「灯火管制」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android