…ここでも灰は死者の食物とされており,同時に死霊を払うという性質をもつものとも考えられている。 灰は卜占にも用いられ,灰占(はいうら)といって埋火や火桶の灰を見て吉凶を占う。徳島県三好郡祖谷山村では,死後6日目に家の入口に灰を入れた膳を置いて,そこについた足跡で死者が何に生まれかわったかを知るという。…
※「灰占」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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