灰汁が抜ける(読み)アクガヌケル

デジタル大辞泉 「灰汁が抜ける」の意味・読み・例文・類語

灰汁あく・ける

人の性質趣味容姿などに嫌みやあくどさがなくなる。さっぱりして洗練されたものになる。あかぬけがする。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「灰汁が抜ける」の意味・読み・例文・類語

あく【灰汁】 が 抜(ぬ)ける

人の性質が洗練されていやみがなくなる。さっぱりとしている。
浮世草子諸道聴耳世間猿(1766)四「女房おりさも加茂川の水に灰汁(アク)のぬけた粋の果」

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