炎光分光分析(読み)エンコウブンコウブンセキ(その他表記)flame (emission) spectrometry

デジタル大辞泉 「炎光分光分析」の意味・読み・例文・類語

えんこう‐ぶんこうぶんせき〔エンクワウブンクワウブンセキ〕【炎光分光分析】

分光分析の一。試料をバーナーの炎で熱し、試料中に含まれる原子分子イオンなどが高熱により励起されて発する炎光スペクトルを利用して化学分析を行う。アルカリ金属アルカリ土類金属分析に適する。フレーム分光分析

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 安島 寺島

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「炎光分光分析」の意味・わかりやすい解説

炎光分光分析
えんこうぶんこうぶんせき
flame (emission) spectrometry

炎 (フレーム) の熱エネルギーにより試料を励起し,その際に生じる原子スペクトルあるいは帯スペクトル測光によって元素検出あるいは定量を行う分光分析法の1つ。通常試料は溶液とし,これを噴霧装置で細かい霧状にし,フレーム中に導入し発光させる。スペクトル線の強さは光電法 (ときに写真法) により測定する。フレームにはプロパン-空気,アセチレン-酸素水素-酸素などの組合せが用いられる。アルカリ,アルカリ土類金属の定量に最適。分析法としては簡便,迅速だが,スペクトル線強度が試料組成や炎の状態により著しく影響を受ける難点があるため,現在では原子吸光法のほうが広く用いられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

最新 地学事典 「炎光分光分析」の解説

えんこうぶんこうぶんせき
炎光分光分析

flame spectrometry

溶液化した試料を炎中に噴霧し,励起状態原子等が放射するスペクトル線の波長から定性分析を,その発光強度から定量分析を行う。主としてアルカリ金属元素の分析に適用

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む