点灯夫(読み)てんとうふ

精選版 日本国語大辞典 「点灯夫」の意味・読み・例文・類語

てんとう‐ふ【点灯夫】

  1. 〘 名詞 〙 明治時代から昭和初期にかけて、街灯軒灯ガス灯石油ランプであった頃、それに点火してまわることを仕事とした人。
    1. [初出の実例]「夕暮の町の慌忙(いそがはし)げな間を、点燈夫(テントウフ)縦横に駈け廻ってゐる」(出典恋慕ながし(1898)〈小栗風葉二三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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