為て遣る(読み)シテヤル

デジタル大辞泉 「為て遣る」の意味・読み・例文・類語

して‐や・る【為て遣る】

[動ラ五(四)]
思いどおりにうまくやりおおせる。うまくだまして思いどおりにする。「―・ったりとほくそえむ」「まんまと―・られる」
だまし取る。
適々たまたま手にふれし銀子を―・り」〈浮・一代男・二〉
十分に食べる。くらう。食う。
「こはだをむりりむりりとあたまから―・りながら」〈滑・浮世風呂・前〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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