為做し(読み)シナシ

デジタル大辞泉 「為做し」の意味・読み・例文・類語

し‐なし【×做し】

態度やふるまい。
「我が馴染にやさしき庄兵衛が―をひそかに喜びて酔し上に一層の元気づき」〈露伴・いさなとり〉

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精選版 日本国語大辞典 「為做し」の意味・読み・例文・類語

し‐なし【為成・為做】

  1. 〘 名詞 〙 他に対する態度やふるまい。しこなし。しなせ。
    1. [初出の実例]「ソナタノ xinaxini(シナシニ) ヨッテ コノコトガ アシュウナッタ」(出典:日葡辞書(1603‐04))

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