烏染(読み)からすぞめ

精選版 日本国語大辞典 「烏染」の意味・読み・例文・類語

からす‐ぞめ【烏染】

  1. 〘 名詞 〙 衣服を、烏の羽の色のように、真黒に染めること、また、その衣服。江戸時代街娼は多く黒色の衣服を着ていた。
    1. [初出の実例]「闇はあやなし、すかして見るに、河内羽二重のからす染(ソメ)白絹の襟」(出典:浮世草子御前義経記(1700)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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