無人化施工技術(読み)むじんかせこうぎじゅつ(英語表記)unmanned construction technology

知恵蔵mini 「無人化施工技術」の解説

無人化施工技術

ショベルカーブルドーザーなどの重機遠隔操作する技術のこと。地震豪雨による被害を受けた山間地など、二次被害の危険があって人が立ち入れない状況で主に活用されている。重機やその周辺カメラを設置して、撮影した映像を遠隔操作室まで無線伝送し、送られてきた映像を見ながら遠隔操作して復旧作業などを行う。日本では1991年に起こった長崎県雲仙普賢岳(うんぜん・ふげんだけ)の噴火などをきっかけに研究・開発が加速した。

(2020-9-17)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android