無功・不功(読み)ぶこう

精選版 日本国語大辞典 「無功・不功」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐こう【無功・不功】

〘名〙 (形動)
① (「不功」の場合は「ふこう」とも) じょうずでないこと。経験の少ないこと。巧者でないこと。また、そのさま。へた。未熟。〔羅葡日辞書(1595)〕
※俳諧・誹諧独吟集(1666)上「不功の程のしるき包丁 さしぬるも畳の表間にあはで〈定清〉」
② (無功) 功労がないこと。むこう。〔文明本節用集(室町中)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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