無垢材(読み)ムクザイ

デジタル大辞泉 「無垢材」の意味・読み・例文・類語

むく‐ざい【無×垢材】

原木から切り出したそのままの木材集成材などの加工したものに対していう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

リフォーム用語集 「無垢材」の解説

無垢材

一本の原木から角材や板を直接必要な寸法に切り出したものの事。木本来の質感風合いという面で魅力があり、化学物質を含まない自然素材としても注目されている。一番の特長として調湿作用があり、湿気の多い日は水分を吸収し、乾燥している日は水分を放出して湿度一定に保とうとするため、『縮む』『膨らむ』という性質がある。また、コンクリートの約2倍とも言われる優れた断熱性があり、周囲温度に影響されにくいため夏は涼しく、冬は暖かい環境を生み出す。

出典 リフォーム ホームプロリフォーム用語集について 情報

家とインテリアの用語がわかる辞典 「無垢材」の解説

むくざい【無垢材】

合板集成材ではなく、使用する形状丸太から切り出した木材。割れやひびなどが入りやすいが、天然木本来の風合いを持ち、室内の湿度を調整する働きもある。◇「正物(しょうもの)」ともいう。

出典 講談社家とインテリアの用語がわかる辞典について 情報

農林水産関係用語集 「無垢材」の解説

無垢材

接着剤を使わず製材品としてそのまま利用する木材。

出典 農林水産省農林水産関係用語集について 情報

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