無方式主義(読み)むほうしきしゅぎ

ASCII.jpデジタル用語辞典 「無方式主義」の解説

無方式主義

著作物に対して「著作権」を認める際の考え方は大きく「方式主義」と「無方式主義」に分かれる。「方式主義」とは、著作権が発生するには「C」表記や著作物としての登録などの方式が要求されるという考え方である。一方、「無方式主義」とは著作権の発生のためにはいかなる方式も要せず、著作物の誕生と共に著作権も発生するという考え方である。現在、「無方式主義」は、日本を含む、ベルヌ条約を締結している150カ国以上の国々のスタンダードとなっている。一方、「方式主義」を採用している国は少数である。

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