無目(読み)ムメ(英語表記)transom

翻訳|transom

デジタル大辞泉 「無目」の意味・読み・例文・類語

む‐め【無目】

敷居鴨居かもいと同じ位置にあり、建具を入れる溝のない横木

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「無目」の意味・読み・例文・類語

む‐め【無目】

〘名〙 敷居、鴨居と同じ位置にあって建具を入れる溝のない横木。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「無目」の意味・わかりやすい解説

無目
むめ
transom

普通,木造住宅建築などの内法 (うちのり) 高さの位置にあって,柱間に納まる水平材のことで,鴨居とは同じ高さにあるが,建具用の溝は彫られていない。小丸太や竹が用いられることもあるが,長押 (なげし) を取付けるときは,その下端が無目の上端に接する。また,窓枠や出入口枠などの建具の中に組込まれた水平材も無目という。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android