無線電力伝送(読み)ムセンデンリョクデンソウ

デジタル大辞泉 「無線電力伝送」の意味・読み・例文・類語

むせん‐でんりょくでんそう【無線電力伝送】

wireless energy transfer電源からの専用ケーブルなどを使わずに電力伝送・供給する技術の総称電磁誘導方式、磁界共鳴方式、電界結合方式、電波受信方式などがある。スマートホンデジタルカメラ電気自動車などの充電方式として、また宇宙太陽光発電の送電技術として、実用化に向けた研究開発や規格の標準化が進められている。ワイヤレス電力伝送無線電力供給無線給電無線送電
[補説]ほぼ同義の非接触電力伝送は、金属接点やコネクターなどを介さず、比較的近距離での電力伝送を指すことが多い。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android