無関玄悟(読み)むかん げんご

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「無関玄悟」の解説

無関玄悟 むかん-げんご

1212-1292* 鎌倉時代の僧。
建暦(けんりゃく)2年生まれ。臨済(りんざい)宗。京都東福寺の円爾(えんに)の法をつぐ。建長3年(1251)宋(そう)(中国)にわたり,断橋妙倫の印可をうけて12年後帰国,のち東福寺3世。亀山上皇離宮にでる妖怪をしずめ,離宮をあらためた南禅寺開山(かいさん)にまねかれた。正応(しょうおう)4年12月12日死去。80歳。信濃(しなの)(長野県)出身。房号は普門諡号(しごう)は仏心禅師,大明国師。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android