無風(読み)ムフウ

デジタル大辞泉 「無風」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「無風」の意味・読み・例文・類語

む‐ふう【無風】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 風がないこと。気象用語では、煙がまっすぐに上がる程度の気流状態をいう。
    1. [初出の実例]「全くの無風にじっとして座談をしてゐる中にもじりじりと膏汗が全身ににじむやうな暑さだった」(出典:竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉竹沢先生東京を去る)
  3. ② 他からの影響を受けず、波乱が全くないことのたとえ。平穏であること。
    1. [初出の実例]「おちゃらの顔の気象は純然たる Calme が支配してゐる。無風(ムフウ)である」(出典:青年(1910‐11)〈森鴎外〉一七)
  4. ③ 能楽で、目立った美しさや特別の技巧のないこと。内に美をひそめること。
    1. [初出の実例]「既に至上にて、安く、無風の位になりて」(出典:至花道(1420)皮・肉・骨の事)

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普及版 字通 「無風」の読み・字形・画数・意味

【無風】むふう

風がない。

字通「無」の項目を見る。

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