無駄花(読み)ムダバナ

デジタル大辞泉 「無駄花」の意味・読み・例文・類語

むだ‐ばな【無駄花/徒花】

咲くだけで実を結ばない花。また、雌雄異花植物雄花。はなばなしい行動が成果につながらなかった場合のたとえにもいう。あだばな。「一人―を咲かせる」
[類語]草花生花生け花切り花盛り花押し花造花ドライフラワー花束ブーケ花輪レイ徒花あだばな初花国花県花名花梅花桜花菊花綿花菜の花落花

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精選版 日本国語大辞典 「無駄花」の意味・読み・例文・類語

むだ‐ばな【無駄花・徒花】

  1. 〘 名詞 〙 咲いても実を結ばない花。また、雌雄異花の植物の雄花のこと。あだばな。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「思ひもよらぬつき合に、二三匁のむだ花咲かせ」(出典:滑稽本・古朽木(1780)三)

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