然しながら(読み)サシナガラ

デジタル大辞泉 「然しながら」の意味・読み・例文・類語

さ‐しながら【然しながら】

[副]《副詞「さ」+サ変動詞「す」の連用形副助詞「ながら」から》
そっくりそのまま。
「―人の心をみくまのの浦の浜木綿はまゆふ幾重なるらむ」〈拾遺・恋四〉
まるで。さながら。
大空にむれたるたづの―思ふ心のありげなるかな」〈拾遺・賀〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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