焼け石に水(読み)ヤケイシニミズ

デジタル大辞泉 「焼け石に水」の意味・読み・例文・類語

いしみず

焼け石に水を少しばかりかけてもすぐ蒸発してしまうことから》努力援助が少なくて、何の役にも立たないことのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「焼け石に水」の解説

焼け石に水

火に焼かれ熱くなった石を冷まそうとして水を少しばかりかけても、すぐに蒸発してしまい効果がない。深刻な事態に対処するには援助や努力が小さすぎて効果があがらないことのたとえ。

[使用例] 手当てはもとよりたいしたことは無く背を焼かれるような病院の払いには焼け石に水だったが、けれど全くはいらぬよりはましだ[織田作之助わが町|1942]

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android