焼夷剤(読み)ショウイザイ

デジタル大辞泉 「焼夷剤」の意味・読み・例文・類語

しょうい‐ざい〔セウイ‐〕【焼×夷剤】

爆弾火炎放射器などに詰めて、敵兵を焼殺したり、陣地施設などを焼き払ったりするのに使う薬剤黄燐揮発油テルミットなど。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「焼夷剤」の意味・読み・例文・類語

しょうい‐ざい セウイ‥【焼夷剤】

〘名〙 物を焼きはらうのに使用する薬剤。戦争で、敵を焼き殺したり、都市、陣地、基地、施設などを焼きはらったりするのに使用する。また、その目的のために用いる焼夷弾、火炎放射器などにつめられる薬剤。石油、重軽油、揮発油、テルミットなどが用いられる。〔増補改訂新聞語辞典(1936)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android