焼枠(読み)ヤキワク

デジタル大辞泉 「焼枠」の意味・読み・例文・類語

やき‐わく【焼(き)枠】

写真で、密着焼き付けをするときに、原板印画紙を重ねて入れる四角な枠。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「焼枠」の意味・読み・例文・類語

やき‐わく【焼枠】

  1. 〘 名詞 〙 写真の密着焼付用の器具構造は小型の額縁に似ており、裏蓋を開けてネガと印画紙を入れ、ガラス面を白色電球に向け、露光して焼き付ける。
    1. [初出の実例]「硝子板は〈略〉黒枠を貼った面を内側にして焼枠(ヤキワク)に入れ」(出典:フィルム写真術(1920)〈高桑勝雄〉セルフトーニング紙印画の整理に就て)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android