焼滅(読み)ショウメツ

デジタル大辞泉 「焼滅」の意味・読み・例文・類語

しょう‐めつ〔セウ‐〕【焼滅】

[名](スル)焼いてなくすこと。また、焼けてなくなること。
仏像堀江に投じ、寺塔を―す」〈田口日本開化小史

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「焼滅」の意味・読み・例文・類語

しょう‐めつセウ‥【焼滅】

  1. 〘 名詞 〙 焼いてなくすこと。焼き尽くすこと。また、焼けてなくなること。
    1. [初出の実例]「かかる霊徳不思議の御願所、片時に焼滅(セウメツ)する事」(出典太平記(14C後)二一)
    2. 「仏像を堀江に投じ、寺塔を焼滅す等の所為」(出典:日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉一)

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