煉金・錬金(読み)れんきん

精選版 日本国語大辞典 「煉金・錬金」の意味・読み・例文・類語

れん‐きん【煉金・錬金】

〘名〙
① (煉金) 鉱石を溶かして金を精製すること。また、その金。
※大安寺伽藍縁起并流記資財帳‐天平一九年(747)「練金四百五十両」
卑金属をねり鍛えて金を製造すること。実際には不可能である。比喩的にも用いる。
※夢の中での日常(1948)〈島尾敏雄〉「表現錬金する白々しさに堪えられず」 〔謝偃‐影賦〕

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