デジタル大辞泉 「煌めく」の意味・読み・例文・類語 きら‐め・く【×煌めく】 [動カ五(四)]1 きらきら光り輝く。「―・く星座」「―・く才気」2 華やかで人目をひく。「道の程、従者とものもの多く仕はれて、―・くも理なり」〈今昔・二六・一四〉3 盛んにもてなす。「風炉ふろたきなどして―・きたりけり」〈著聞集・一二〉[類語]光る・輝く・光り輝く・閃ひらめく・瞬またたく・照る・照らす・照り輝く・照り映はえる・照り付ける・きらつく・ぎらつく・発光する・一閃いっせんする・反照する 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「煌めく」の意味・読み・例文・類語 きら‐め・く【煌めく】 〘自カ五(四)〙 (「きら」は擬態語。「めく」は接尾語)① きらきらと輝いている。美しく光り輝く。きらきらする。※宇津保(970‐999頃)俊蔭「眼を見れば、かなまりのごとくきらめきて」② はでなふるまいをする。きらびやかでりっぱなさまが外に現われる。※宇津保(970‐999頃)菊の宴「源宰相は〈略〉ふししづみ、やまひになり、ある時は遊びきらめきつつ、旅住みをし」※平家(13C前)一一「公卿も殿上人も、けふを晴ときらめいてこそありしか」③ 盛んにもてなしてはなやかさが現われる。大いに歓待してはなやかにふるまう。※古今著聞集(1254)一二「刑部房、懸物わきまへ、風炉たきなどして、きらめきたりけり」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報