大事に懸ける(読み)ダイジニカケル

デジタル大辞泉 「大事に懸ける」の意味・読み・例文・類語

大事だいじ・ける

大切にする。丁重に扱う。
「八円を―・けて、世の中に巡査ほどのものはないと済ましているのが」〈鏡花夜行巡査

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大事に懸ける」の意味・読み・例文・類語

だいじ【大事】 に 懸(か)ける

  1. たいせつにする。丁寧に取り扱う。
    1. [初出の実例]「又君おやにつかゆるに、余(あまり)に大事にかけ過て、くすみ過ぬれば、隔心出来て、心隔つものなり」(出典:心学五倫書(1650))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android