煙嵐(読み)エンラン

デジタル大辞泉 「煙嵐」の意味・読み・例文・類語

えん‐らん【煙嵐/×嵐】

山中にかかったもや山靄さんあい嵐気らんき

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「煙嵐」の意味・読み・例文・類語

えん‐らん【煙嵐】

〘名〙 (「嵐」は湿気を含んだ山の気の意) 山中にかかった霧と、もや。もや。嵐気
菅家文草(900頃)一・秋日山行二十韻「煙嵐心惨々、骨髄気蕭々」 〔元稹‐重夸州亀旦暮景色詩〕

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普及版 字通 「煙嵐」の読み・字形・画数・意味

【煙嵐】えんらん

山がすみ。唐・李咸用〔王氏山居に題す〕詩 簷(のき)に嵐の色り 地に竹の風多し

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