照沼村(読み)てるぬまむら

日本歴史地名大系 「照沼村」の解説

照沼村
てるぬまむら

[現在地名]東海村照沼

東は太平洋に面し、北境をしん川が東流する。北は村松むらまつ村・須和間すわま村。「新編常陸国誌」に「旧ハ寺沼ト称ヘシヲ、元禄十三年ニ至テ、今名ニ改ム」とある。寛文三年(一六六三)開基帳(彰考館蔵)には「寺沼村」とみえ、元禄郷帳に「照沼村」とある。「水府志料」に「鹿島より岩城江の往還道筋なり」とあり、戸数およそ四一。村内に如意輪によいりん寺がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android