照魔鏡(読み)しょうまきょう

精選版 日本国語大辞典 「照魔鏡」の意味・読み・例文・類語

しょうま‐きょう セウマキャウ【照魔鏡】

〘名〙 悪魔のかくれた本性を写し出すという鏡。また、人や社会のかくれた本体を写し出すもの。
読本・神猨伝‐後編(1809)二「又鏡の袋を打開くに、その明らかなるは、雲仲子が昭魔鏡(セウマキャウ)といふも斯くやと」

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デジタル大辞泉 「照魔鏡」の意味・読み・例文・類語

しょうま‐きょう〔セウマキヤウ〕【照魔鏡】

悪魔の本性を照らし出すという鏡。転じて、社会や人物の隠れた本体を写し出すもの。「政界財界癒着をあばく照魔鏡

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