精選版 日本国語大辞典 「煩瑣哲学」の意味・読み・例文・類語
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
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…スコラ学は16,17世紀に偉大なトマス注釈家たち(カエタヌス,ビトリア,スアレス)によって復興され,さらに19世紀後半に起こったトマス哲学再生運動にともなって〈新スコラ学〉の名の下に影響力を回復する(トミズム)。現在ではスコラ学を〈暗黒時代の哲学〉〈煩瑣哲学〉として無視する傾向はしだいに後退し,哲学史ないし科学史的研究の対象,ないし宗教哲学的関心の対象としての地位を確保している。中世科学【稲垣 良典】。…
※「煩瑣哲学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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