熊沢 光子(読み)クマザワ テルコ

20世紀日本人名事典 「熊沢 光子」の解説

熊沢 光子
クマザワ テルコ

昭和期の社会運動家



生年
明治44(1911)年8月9日

没年
昭和10(1935)年3月25日

出生地
愛知県

学歴〔年〕
愛知県立第一高女〔昭和6年〕卒

経歴
昭和7年日本共産党家屋資金局の活動に従事、8年同党入党。このころ党中央委員の大泉兼蔵のハウスキーパーとなり、大泉への献身を党への忠誠と考え、尽くした。同年大泉のスパイ発覚でスパイ嫌疑をかけられ共に査問にかけられる。大泉にも同意させ自殺を考えるが9年1月決行の直前、大泉は逃亡、騒ぎ立てたため逮捕された。起訴後、獄中で首つり自殺を遂げた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「熊沢 光子」の解説

熊沢 光子 (くまざわ てるこ)

生年月日:1911年8月9日
昭和時代の社会運動家
1935年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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