熱を吹く(読み)ネツヲフク

デジタル大辞泉 「熱を吹く」の意味・読み・例文・類語

ねつ・く

気炎を上げる。大言を吐く。言いたいほうだいのことを言う。「手前勝手な―・く」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「熱を吹く」の意味・読み・例文・類語

ねつ【熱】 を 吹(ふ)

気炎をあげる。広言をはく。身勝手なことをいう。熱をはく。
※雑俳・柳多留‐三(1768)「お羽織をなどと太皷はねつをふき」
歌舞伎独道中五十三駅(1827)五幕「いい気な事をいふ。貴様はまだ、おぶさってゐながら、そんな熱を吹く」
[補注]この場合の「ねつ」は形容詞ねつい」の語幹からの「ねつ」か。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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