燗冷(読み)かんざまし

精選版 日本国語大辞典 「燗冷」の意味・読み・例文・類語

かん‐ざまし【燗冷】

〘名〙
燗酒の冷えたもの。かんざ。
洒落本・風俗八色談(1756)二「燗醒(カンザマシ)茶碗酒にしばしのうさを忘れぬ」
② (さめた燗酒までも飲みたがるの意か) しつこく酒を飲みたがること。また、その人。かんざ。〔大坂繁花風土記(1814)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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