燥ぎ切る(読み)はしゃぎきる

精選版 日本国語大辞典 「燥ぎ切る」の意味・読み・例文・類語

はしゃぎ‐き・る【燥切】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
  2. すっかり乾く。
    1. [初出の実例]「広い通には折々荷車が通って、燥(ハシャ)ぎ切った砂がぼこぼこと立った」(出典足迹(1910)〈徳田秋声〉七七)
  3. すっかり浮かれ騒ぐ。
    1. [初出の実例]「朝から庭前で小間使の浜を対手にキャッキャッとはしゃぎ切ってゐた」(出典:くれの廿八日(1898)〈内田魯庵〉七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android