父帝(読み)チチミカド

デジタル大辞泉 「父帝」の意味・読み・例文・類語

ちち‐みかど【父帝】

天皇である父。
「夢の中にも―の御教へありつれば」〈明石

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「父帝」の意味・読み・例文・類語

ちち‐みかど【父帝】

〘名〙 父親である天皇。父である帝。
※宇津保(970‐999頃)藤原の君「ちちみかど、母后の給ふ、『この源氏、只今の見る目よりも行先なり出ぬべき人なり。我むすめ、此人にとらせてん』との給て」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android