片仮名暦(読み)かたかなごよみ

世界大百科事典(旧版)内の片仮名暦の言及

【仮名暦】より

…仮名暦の出現によって暦は一般庶民のものとなり,各地に暦師の勃興を促し広範囲に普及していった。仮名暦はふつうはひらがなであるがまれには片仮名暦もある。【内田 正男】。…

【暦】より

… 平安時代の末期にはかなで書かれた仮名暦が発生した。仮名暦には片仮名暦もまれにはあるが多くは平仮名暦である。現存する最古の仮名暦は鎌倉時代に入っての1226年(嘉禄2)の仮名暦である。…

【南都暦】より

…賦(くばり)暦が主であるが,一部の暦師には大和1国を限って売暦も許された。片仮名暦は南都暦に限ると思われ,また宣明暦の時代から毎日の曜日が記されていたのも特徴である。【内田 正男】。…

※「片仮名暦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android