片偏(読み)カタヘン

デジタル大辞泉 「片偏」の意味・読み・例文・類語

かた‐へん【片偏】

漢字の偏の一。「版」「牒」などの「片」の称。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「片偏」の意味・読み・例文・類語

かた‐へん【片偏】

〘名〙
① 漢字の偏の一つ。「牒・版・牌」などの「片」の部分をいう。この偏の字は字典の片部に属する。「片」は「木」の字を真中でふたつに割った右半分を示す形で、多くの場合、「ふだ」の意を持つ。
一方にかたよること。
※玉塵抄(1563)五〇「逸と頗とは一方づきにしてかたぎったことぞ。かたへんにしても事はならぬ者なり」

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