片岡 春吉(読み)カタオカ ハルキチ

20世紀日本人名事典 「片岡 春吉」の解説

片岡 春吉
カタオカ ハルキチ

明治・大正期の実業家



生年
明治5年2月4日(1872年)

没年
大正12(1923)年2月10日

出身地
岐阜県

旧姓(旧名)
三輪

経歴
明治29年東京モスリン(大東紡織前身)に入り、毛織物技術を学ぶ。31年愛知県津島で縞モスリンを製造後、着尺セル(サージ)の製造に転じ、毛織物業界に変革をもたらした。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「片岡 春吉」の解説

片岡春吉 かたおか-はるきち

1872-1923 明治-大正時代の実業家。
明治5年2月4日生まれ。29年東京モスリン(大東紡織の前身)にはいり,毛織物の技術をまなぶ。31年愛知県津島で縞モスリンの製造をはじめる。のち着尺セル(サージ)の製造に転換し,毛織物業界に変革をもたらした。大正12年2月10日死去。52歳。岐阜県出身。旧姓は三輪。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android