片岡 松之丞(読み)カタオカ マツノジョウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「片岡 松之丞」の解説

片岡 松之丞
カタオカ マツノジョウ


職業
歌舞伎俳優

本名
宮塚 釗(ミヤズカ ツトム)

別名
前名=吾妻 英三郎,松本 京弥,松本 京之助

生年月日
明治43年

経歴
大正10年吾妻英三郎の名で初舞台、14年松本錦吾の門に入り、松本京弥と改名。昭和8年松本京之助と改め、3代目市川寿海の相手役をつとめる。27年から13代目片岡仁左衛門の門に入って片岡松之丞と改名、若女形として上方歌舞伎で活躍。最後の舞台は55年6月、大阪・中座の「鳥辺山心中」で仲居のお雪。

没年月日
昭和55年 8月11日 (1980年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android