片桐山村(読み)かたぎりやまむら

日本歴史地名大系 「片桐山村」の解説

片桐山村
かたぎりやまむら

[現在地名]松代町片桐山

曲流する渋海しぶみ川南岸に位置し、対岸中子なかご村、西は孟地もうち村。正保国絵図に「堅木山村」とみえ高二八石余。天和三年郷帳では高一九石六斗余、反別三町七反余。明治八年(一八七五)従前検地帳高内田畑屋敷外書上帳(立教大学蔵)には天和三年(一六八三)検地の記述があり、四ヵ所に切替畑があり反別二反五畝余、八ヵ所に青苧畑があり反別五反余、二二ヵ所に雑木林があり役金一一銭五厘、一三ヵ所に芝山があり役金一二銭・山反別三八町二反余、漆木二二本と記される。同年の御成箇割付(山本善平氏蔵)によれば、村高のうち地高七石一斗余に対し青苧高・白布高は一〇石八斗余で、年貢高は四石五斗余で金納。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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