片泣き(読み)カタナキ

デジタル大辞泉 「片泣き」の意味・読み・例文・類語

かた‐なき【片泣き/片鳴き】

独りで泣くこと。独り泣き。一説に、半泣き、また、ひたすら泣く意とも。
朝妻避介ひか小坂をさかを―に道行く者もたぐひてぞ良き」〈仁徳紀・歌謡〉
不十分な鳴き方。未熟な鳴き声。
「おのづからまだ―のひな鳥のかまへがたさのよをいかにせん」〈新撰六帖・六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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