片端から(読み)カタハシカラ

デジタル大辞泉 「片端から」の意味・読み・例文・類語

かたはし‐から【片端から】

[副]かたっぱしから」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「片端から」の意味・読み・例文・類語

かたっぱし‐から【片端から】

〘副〙 (「かたっぱし」に、助詞「から」のついた語。「かたっぱじから」とも)
① 端の方からつぎつぎと。手当たり次第に。つぎつぎと。かたっぱし。
咄本・鯛の味噌津(1779)角力大寒小寒八専等、かたっはじからひろいなげにあいける所へ」
明暗(1916)〈夏目漱石二三友達片端(カタッパシ)から批評し始めた」
② 端のほうまで全部
西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉四「言葉英吉利のやうだがかたっぱしから黒ン坊ばかりだぜ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android