牛久[市](読み)うしく

百科事典マイペディア 「牛久[市]」の意味・わかりやすい解説

牛久[市]【うしく】

茨城県南部の市。1986年市制。牛久沼北東の台地を占める農業地で,中心の牛久陸前浜街道(国道6号線)の宿駅であった。1903年日本で最初煉瓦造のワイン醸造所が建てられた地で,合同酒精(旧神谷酒造)のシャトーカミヤと広いブドウ園がある。つくば市の南東龍ヶ崎市の北に接し,常磐線が通じて東京通勤圏となり,宅地化が進みまた工業団地造成も進んでいる。東日本大震災で,市内において被害が発生。58.92km2。8万1684人(2010)。

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