牛深八幡宮(読み)うしぶかはちまんぐう

日本歴史地名大系 「牛深八幡宮」の解説

牛深八幡宮
うしぶかはちまんぐう

[現在地名]牛深市牛深町宮崎

牛深市の南、須口すぐち浦に面した宮崎みやざきにある。主祭神応神天皇。旧郷社。寛永一四年(一六三七)天草島原の乱時に旧記などを焼失し、創建年代・由緒は明らかではないが、伝承によれば紀伊国宮崎の八幡宮を勧請したという。文化七年(一八一〇)伊能忠敬「測量日記」に「宮崎八幡拝殿ニ中食夫より銀杏山遠見番所あり」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android