牢乎として抜くべからず(読み)ろうことしてぬくべからず

精選版 日本国語大辞典 「牢乎として抜くべからず」の意味・読み・例文・類語

ろうこ【牢乎】 と して抜(ぬ)くべからず

かたくしっかりとしているさま、ゆるぎない様子を表わす語。
社会百面相(1902)〈内田魯庵〉犬物語「封建道徳の遺習牢乎(ラウコ)として抜くべからざる国で」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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