物相飯(読み)モッソウメシ

デジタル大辞泉 「物相飯」の意味・読み・例文・類語

もっそう‐めし〔モツサウ‐〕【物相飯】

物相に盛った、盛りきりの飯。特に近世牢獄囚人に与えた飯。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「物相飯」の意味・読み・例文・類語

もっそう‐めし モッサウ‥【物相飯】

〘名〙 物相(もっそう)①で型抜きした飯。また、近世の牢獄で物相に盛った飯。もっそういい。もっそう。もっそ。
※雑俳・媒口(1703)「まん中に・もっさう食の一もんじ」

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食器・調理器具がわかる辞典 「物相飯」の解説

もっそうめし【物相飯】

➀物相➀に盛った飯。型から出さず、盛り切りのもの。特に、近世の牢で、囚人に与えたもの。
➁物相➁に詰め、型抜きした飯。茶の湯点心や和食店・仕出しの弁当などに用いる。

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