特二式内火艇(読み)とくにしきないかてい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「特二式内火艇」の意味・わかりやすい解説

特二式内火艇
とくにしきないかてい

第2次世界大戦中の日本海軍の代表的な上陸作戦用水陸両用戦車。潜水艦上に搭載されて運ばれ,浮上後,自力海面を航行し,上陸後は無限軌道で走行した。三菱重工業により 184両が製作され,南方戦線で使用された。主要目は,乗員6,重量 12.5t,最高時速陸上 37km,水上 9.5km,37mm砲1,7.7mm機関銃1。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android