特性曲線(読み)とくせいきょくせん(英語表記)characteristic curve

精選版 日本国語大辞典 「特性曲線」の意味・読み・例文・類語

とくせい‐きょくせん【特性曲線】

〘名〙
① ある微分方程式の解で表わされる空間曲線
② ある装置または回路入力の大きさに対して、出力がどう変わるかを示す曲線。〔電気工学ポケットブック(1928)〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「特性曲線」の意味・わかりやすい解説

特性曲線
とくせいきょくせん
characteristic curve

(1) 装置または素子などの性質を入力と出力との関係で表わした曲線。たとえば,トランジスタではコレクタ・ベース間やコレクタ・エミッタ間の電圧とコレクタ電流の関係をエミッタ電流やベース電流ごとに表わした特性曲線が用いられる。
(2) 偏微分方程式からできる連立常微分方程式の解のことを呼ぶ。

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